それぞれの地で、それぞれの人生。


by managonta
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オトナの証

「大人」というボーダーラインは人それぞれ違うと思う。

日本には、成人式というカタチばかりの
大人の儀式があるが、
そーゆーのではなくて、生活の中での言動などで
ふと自分で
「私(オレ)って大人になったんだなー」
と強烈に思った瞬間ってあっただろうか?

私はあった。

それは働き出してお給料ももらえるようになり、
親の仕送りなしで生活し始めて間もなくの頃。

当時付き合っていた彼と買い物へ出かけた帰り道
「ケーキ食べたいね~☆」
という話になり、私たちは近所にあったケーキ屋さんに立ち寄り
そして誰にも遠慮することなく、食べたいケーキを好きなだけ買った。
もう、幸せアドレナリン出まくりである。

そしてお店を出た時、ふと私は思った。
「私って、大人になったんだな~」
と。

未青年時代、我が家では
ケーキなんてモノは
誕生日か、クリスマスか、又は結婚式の引き出物でもっらた時か、
何かイベントがない限り、テーブルの上には登場しないものだった。
じゃなくても、ねだって、ねだって、ねだり倒して
やっと買ってもらえるみたいな。
(あっ、でもウチそんな貧乏ではないからね。)

とにかく
普段の生活の中で
「ケーキ食べたいね、買ってくる?」
なんてノリで食べるようなモノではなく
スペシャルに別格なモノだったのである。

そんな事が頭を過ぎり、その時の私は
自分が何のためらいも無く好きなだけケーキを買った事実に
「大人になったんだな~」
と、しみじみ実感してしまったのだ。

今も時々、仕事帰りにケーキを買って帰ったりするが
さすがにもう
「大人になったんだな~」
とは思わない。
そのかわり、ケーキを買って大人になったと自覚した
あの日の自分を思い出すのである。
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by managonta | 2005-07-14 13:09 | つれづれ日記