おばあちゃんの想い。
2006年 04月 20日
先週末、タイヤ交換の為に久しぶりに実家へ帰った。
そしたら、
大好きなおばあちゃんが
こっそりと、
本当に コッソリと
10万円くれたのである。
「もしかして、金欠警報聞こえたの?」
とは聞けなかったが
「ちょ、ちょっと、どうしたの?」
と驚きを隠せない私に、おばあちゃんは
「まずいいから取っときなさい。」
と、いつもの笑顔で言う。
今までにこんな事はなかったので
「なぜ?なぜ?」
という言葉が、頭の中でサイレントしていた。
そんな私に、おばあちゃんは
「E子(姉)とM子(妹)が結婚した時にお祝いあげたのに
お前だけに何もあげない訳にはいかないからねぇ。」
と、優しくつぶやくように言った。
あ~、そーゆーことだったのか・・・
言葉にはしないけれど
おばあちゃんの色々な想いが
グーッと伝わってきて
涙を堪えるのが精一杯だった。
結婚をせかす親とは違って
おばあちゃんは今まで一度も
「結婚」関連の話を
私に聴いてくることはなかった。
そして、その日も
「結婚」については、何一つ聴かなかった。
おばあちゃん、何も言わずに
今まで待っててくれて
本当にありがとう。
そして
ごめんね。
by managonta
| 2006-04-20 17:16
| つれづれ日記